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来年の凱旋門賞はロンシャン 日本馬“次こそは…”/トレセン発秘話

東京スポーツ

2017年10月06日(金) 18:00

 ロンシャン競馬場のスタンド改修に伴い、シャンティイで凱旋門賞が行われることが日本馬にとっては有利になる――。確かそんなことが言われていたと記憶している。

 しかし、代替開催が施行された2016年のマカヒキは14着、そして今年のサトノダイヤモンドは15着…。“シャンティイ版凱旋門賞”に挑戦した「日本のエース」はともに惨敗に終わった。本当にシャンティイは日本馬にとって有利だったのか?

「あそこは殺人コース。ロンシャンの方がまだ競馬はしやすい」

 ロンシャン競馬場施行の13年凱旋門賞キズナで挑戦(4着)した佐々木調教師の弁だ。

「シャンティイの難しさは実際に歩いてみないと分からない。スタート地点から前を見ると、そこは森。いきなりカーブが始まって、途中で幅がめちゃくちゃ広くなる。それがまた3分の1ぐらいに狭くなってから下り坂。4角のコーナーもきついし、直線ではダラダラと長い上り坂が続く。かなりタフなコースだよ。だからキズナの時は“シャンティイに代替開催される前に使いましょう”ってオーナーに言ったんだ」

 そもそも「シャンティイ=日本馬有利説」は16年のイスパーン賞(芝1800メートル)でエイシンヒカリが圧勝したことで一気に“定説化”したが、同馬を管理した坂口調教師も「よくあのきつい競馬場であれだけ強い競馬ができたと思う」と言うほど。

 ちなみに英アスコット競馬場(プリンスオブウェールズS6着シンガリ)の方が「もっとタフだった」と言うのだから、世界の競馬場はスケールが違う。

 来年以降「シャンティイより価値が高いし、競馬もしやすい」(佐々木調教師)というロンシャン開催に戻る凱旋門賞で、日本馬の巻き返しを期待したいところだ。

(栗東の坂路野郎・高岡功)

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