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カメラマンもびっくり!偉業達成の武豊が見せてくれた小さな奇跡

2018年10月04日(木) 11:00

 武豊が示す4の先に、びっくりマークが!=9月29日、阪神競馬場(撮影・石湯恒介)

 18年9月29日。武豊、前人未到のJRA通算4000勝達成-。

 この日は10鞍の騎乗馬を集め、人気上位馬も多い。勝てば大一番・凱旋門賞へ向け絶好の弾みがつく。おまけに、空気の読めないイタリア人(15年12月20日、JRA・G1完全制覇が懸かった朝日杯FSで2着に惜敗し、勝ったM・デムーロに対して言ったセリフ)は騎乗停止中。

 これは、きょう決まる!

 私たちカメラマンは「5Rの新馬は評判馬やしありとして…」「7Rはメイショウやしここで決めるやろ」「じゃあ午前のレースで一つ勝てば達成やな」などと勝手な皮算用にいそしんでいた。一方で「きょうは雨やしなしで」「お客さんも少なそうやし」と消極的な意見も…。

 結果は周知の通り。7Rこそ1番人気を吹っ飛ばしてくれたが、代わりにと言わんばかりに10R・メイショウカズヒメで偉業達成。「父の代からお世話になって、長年支持頂いている」と語った松本好雄オーナーの馬なのも縁深い。

 セレモニーでは多くの騎手がお祝いに駆けつけた。和田竜二が一言、「何がすごいって、今この時だけ雨がやんでること」と天を見上げていた。我々も雨だと濡れるし、機材も心配だし機動力も落ちるしと気をもんでいたが、ひと安心。

 当日だけを振り返ってもエピソードに事欠かない武豊。これが武豊たるゆえんなのか。

 武豊はもうひとつ小さな奇跡を見せてくれた。口取り撮影中、右手で4を示すその先に、光の筋がびっくりマークを作っていた。私が狙って撮ったわけではない、偶然だとは思う。思うがしかし、これもユタカの演出ではないか。そんな思いが頭から離れない。(デイリースポーツ・石湯恒介)

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