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【デイリー杯クイーンC】クロノジェネシス重賞初制覇!桜花賞へ向け名乗り 

2019年02月12日(火) 06:00

 豪快な末脚で本社杯を制したクロノジェネシス(中央)=撮影・園田高夫

 「デイリー杯クイーンC」(11日・東京)

 人気2頭のデットヒートは1番人気のクロノジェネシスに軍配。ライバルを首差退けて重賞初制覇を飾り、桜花賞(4月7日・阪神)へ向けて大きく弾みをつけた。2着には2番人気のビーチサンバが入り、7番人気のジョディーが3着に逃げ粘った。

 G1・2着馬の意地にかけて、ここで負けるわけにはいかなかった。1番人気に支持されたクロノジェネシスが、始動戦をきっちり制して初タイトルを手に入れた。

 「前哨戦としてはいい内容で勝てたと思います。8割くらいの仕上がりでしたが、直線ではしっかりと脚を使ってくれました」。デビュー以来コンビを組む北村友は、相棒のパフォーマンスを高く評価した。

 本来なら9日にレースが行われるはずだったが、降雪のため順延に。8日に東京競馬場入りしてから滞在期間が延びたものの、馬体重はプラス2キロと影響を全く感じさせなかった。「前日の10日は引き運動だけでしたが、馬が賢くてアクシデントにも対応してくれました」と斉藤崇師もホッと胸をなで下ろす。

 昨年12月に全日本2歳優駿(川崎)をノーヴァレンダで勝ってはいるが、JRA重賞は16年3月の開業以来、21回目の挑戦で待望の初勝利。ただ、浮かれてばかりもいられない。桜花賞へ向けての重要な一戦を無事にクリアしたことで、さらに表情を引き締める。「きょうはスタートも出ましたし、本番へ向けていいレースができました。これからもっと良くなると思います」と確かな手応えをつかんだようだ。

 今後はノーザンファームしがらき(滋賀県)へのリフレッシュ放牧を挟み、桜花賞へは直行する予定。見据えるのはもちろん頂点だけだ。「元々瞬発力はいいものがありましたが、さらに良くなっていると感じました」と鞍上も自信を深めた様子。430キロ台の小さな馬体に秘めた大きな“可能性”。唯一後じんを拝した2歳女王へのリベンジを果たし、クラシックで大輪の花を咲かせてみせる。

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